あとがきという名の言い訳です(…)↓
余りあとがきというものは得意ではないのですが、この作品に関しては書いておかなければならない事が幾つかあるので、それを踏まえて、以下に記したいと思います。
ネタバレのため、最終話まで読んでからお読みください。
あ、前サイトでメルマガ希望してくださった方や当本を購入してくださった方は、ほぼ内容が同じですので、お気をつけくださいませ。
「ウタカタの桜」を最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
原作の黒鋼の成長ぶりが大好きで、その過程を二次創作で事細かに追えないかと思ったのがこのお話の始まりでした。
また、前々作の「薔薇が蒼いその理由は」は登場人物が多く常に何かしらイベントが起こって展開する話だったので、同時連載していたこの「ウタカタの桜」はその真逆―最低限の登場人物で心理描写を中心にする―でいこうと決めていました。
なもので、蓋を開けてみたら主な登場人物がたった3人という結果に…
3人で13話を回すのは想像以上に大変で、執筆中何度も自分の力量の無さに凹みました。多分この話を割合で表すと、黒鋼:ファイ:王様=6:3:1という感じになると思います。
過去にも先にも、こんなに黒鋼がしゃべる事はないでしょう(笑)
作中に出てくる歌は、童謡「赤い靴」です。
この歌には、モデルとなった女の子が実親に里子に出され渡米する直前結核で亡くなり、けれど実親はその子の死を知らぬまま遠い国で幸せになっているのだろうとずっと思い込んでいた、というエピソードがあります。
そんな女の子にファイは自分を、王様は亡くなった妻をそれぞれ重ねていました。
この歌を初め歌っていたのは、ファイのお母さんです。施設に預けてきてしまった我が子を思って歌っていたこの歌を聞き、王様もまた、懐かしむように歌っていたのでしょう。
また、最後まで残った伏線についてですが、そんなドラマチックな事ではないです。知れば黒鋼が怒ってしまいそうな位にちーちゃな事です。会話3行で済んでしまう程の。
なもので、HP上には載せません。申し訳ありませんが、ご了承ください。
そして最後にタイトルについてなのですが、「ウタカタ」は、歌い手という意味の「唄方」と、一般的な意味での「泡沫」の2つをかけています。
だからどうだっていう話ですが、かけてみたら面白いかな~なんて思っただけです。それだけです。
言い訳は以上です(開き直った!)
こんな長いお話を最後まで読んでくださってありがとうございました。重ね重ね、お礼申し上げます。
書いてみて色々と学ぶ事の多かったこの作品。少しでも気に入ってくださったのであれば幸いです。
本当に、ありがとうございました!
さく丸